優勝へ向けた好材料&ウィークポイント
※収録は7月15日です
里崎さんにパ・リーグの首位・オリックスについて聞いてみた。
まずは、昨年から飛躍的に伸びた打力について。
昨年は山本由伸が防御率2.20というリーグ2位の成績を上げたにもかかわらず、わずか8勝に終わった。
これは打線の援護がなかったことが明らか。吉田正尚が打てば勝てる、打てなければ勝てないというチームだった。
しかし今年は違う。吉田正尚が打てなくても、後ろに杉本裕太郎がいる。
しかも、吉田正尚の前にランナーがいる状況が増えた。出塁率の高い福田周平、宗佑磨の存在が大きい。
欲を言えば外国人選手、モヤとジョーンズがもっと打ってくれればというところはあるが…。
一方、まだ不安なリリーフ陣についても語ってくれた。
投げる機会の多いヒギンス、防御率3点台半ばでいまいち信用できない部分がある。
平野桂寿もいい時と悪い時の差が激しい印象。
プロ野球の順位は1点差の試合をいかにモノに出来るかが大きく影響する。
後半戦、オリックスが優勝できるかどうかのポイントは、ズバリ「リリーフ陣の整備」と教えてくれた里崎智也さんだった。
公開日:2021.09.08