9月15日に川崎競馬場で、今後のダート界を占う注目の一戦が開催される。
そのレースは「戸塚記念」!!
南関4競馬場の秋の3歳チャンピオンを決めるレースで、地方では破格の1着賞金3000万円と、JRAの重賞と遜色ない金額のため、かなりの有力馬が集結する。
またこの競走は、10月3日に盛岡競馬場で開催される。地方馬の3歳秋のチャンピオンを決める「ダービーグランプリ」の指定競走にもなっている。
それでは、戸塚記念の出走馬を見てみよう!!
まずは、勝利に一番近い馬であろう①キャッスルトップ。
前走のジャパンダートダービー(JpnⅠ)で、JRA勢を撃破した1頭であり、初勝利を挙げた4走前に逃げの戦法に変えてから、まだ一度も前を他馬に譲った事がない馬である。
ここでも前に行かせてしまうと、止めることは難しいだろう。
⑦トランセンデンス
南関3冠の一つ羽田盃を勝ったが、その後の東京ダービーで11着と大敗してしまい、今回は人気薄だが、①キャッスルトップとは対戦もなく、東京ダービー以降にどれだけ成長出来たかにもよるが、もしかしたらと期待をしたくなる1頭。
⑨ギャルダル
勝ちきることこそ少ないが、常に上位に顔を出してくる安定の1頭。だからこそ、やはりキャッスルトップを止めるのは少し難しそうだが、騎乗する御神本騎手の手綱捌きに期待したい。
⑩ジョエル
キャッスルトップと一緒に走ったジャパンダートダービーで大敗したが、そこから立て直して前走の黒潮盃で勝利を収めて来た。しかし2000m以上でのレースで実績がなく、ここでも逆転は難しいか!?
以上の4頭に、牝馬の④スセリヒメ、東京湾カップを勝った⑤ギガキングなどが絡むと思われる。
果たして、未だ逃げ続けている①キャッスルトップを止める馬はいるのか!?
発走は、9月15日 川崎競馬場 11レース20:10予定。
公開日:2021.09.15