坂本勇人が2打席連発含む3H4打点の大暴れ
9月15日に東京ドームで行われたDeNAベイスターズ戦に、「3番・遊撃」で先発出場した坂本勇人は、5打数3安打4打点2HRと、日本球界歴代単独9位となる通算170度目の猛打賞を記録し、巨人の逆転勝利に大きく貢献した。
3点を追いかける4回ノーアウト1塁の場面で打席に立った坂本勇人は、DeNAベイスターズ先発の大貫晋一の2球目スライダーを捉え、バックスクリーンへ反撃の2ランホームランを叩き込み、6回先頭打者で打席に立つと、再び大貫晋一の初球128キロのスライダーを今度はライトスタンドに放り込み、2打席連続ホームランを記録すると、9回1アウト満塁のチャンスの場面で、DeNAベイスターズ5番手・三嶋一輝の2球目146キロのスライダーをレフトへ弾き返し、同点タイムリーヒットを放ち、岡本和真のサヨナラ犠牲フライを呼び込んだ。
3安打4打点2HRの大暴れで巨人の逆転勝利に大きく貢献した坂本勇人は、本当に苦しい戦いが続いていて、選手みんなで『何とか勝ちたい』と思ってやっているんですが、なかなか結果がついてこなくて、今日なんとか一つ勝つことができたので、いい勝ちだったと思いますと、巨人が息の根を吹き返す価値ある1勝となった。
この試合で通算170度目の猛打賞を記録した坂本勇人は、日本球界歴代単独9位となり、歴代単独8位の王貞治が記録した通算171度の記録にあと1回と迫った。
ちなみに、歴代1位は張本勲が記録した251回だ。
王貞治の記録を超え、坂本勇人がどこまで通算猛打賞記録を積み上げていくのか注目だ。
公開日:2021.09.16