ドラフト1位に待ち受けるマスコミの試練とは!?
2011年のドラフト1位で阪神に入団した伊藤隼太さん。
大学生のドラフト1位選手ということもあり、「即戦力」とマスコミでは大きく報じられた。
しかし、その報道は22歳だった伊藤隼太さんには大きなプレッシャーだったという。
本人としては「即戦力」になれる自信などなかったという。
プロの世界のレベルを分かっていたからこそ、徐々にプロのレベルに追い付いて行けるようにしたいと思っていた。
しかし、メディアの評価はあくまで「即戦力」。そこにギャップが生まれていた。
1~2年目、ファームにいる頃にも新聞記者が寄ってくる。
「なんでファームにいる選手にわざわざ話なんか聞きに来るんだ?」と思っていた時期もあったのが正直なところ。
今となれば新聞記者も仕事で来ていて、プロ野球選手はそれに応えるのも仕事のうちというのも分かる。
しかし、当時は若かったこともあり気付かなかった部分もあったという。
メディアの人達には申し訳ないことをしたと今では反省しているという伊藤隼太さんだ。
公開日:2021.10.12