ソダシとユーバーレーベンどちらが2冠を達成する!? 過去の2冠馬データで検証!!
10月17日の阪神競馬場では、牝馬3冠目のGⅠ「秋華賞」が開催される。
このレースでの注目は、桜花賞を制覇しオークスでは負けるも、前走の札幌記念を快勝した、アイドルホースで白毛の④ソダシと、オークスを制覇した⑪ユーバーレーベンの再対決であろう。
どちらが勝っても2冠馬となる。
牝馬3冠目となるレースは、1996年の秋華賞創設前まではエリザベス女王杯であり、距離も現在の2000mではなく、オークスと同じ2400mで開催されていた。
そのためか、牝馬3冠を達成した数が秋華賞創設以前だと1頭のみ、それ以降では5頭が達成するなど、明らかに違ってきている。
それに伴って、グレード制以降で牝馬3冠中に2冠を達成した頭数も違っている。
秋華賞創設以前は2頭しかいなかったのが、創設後は8頭も出現している。
その8頭中7頭が秋華賞を勝って達成しているほど、2冠馬、さらには3冠馬が達成し易くなったと言えるのだ。
そこで、2冠馬の権利を有しているのは、ソダシとユーバーレーベンのみであり、どちらが有利なのか!?
秋華賞創設以降の2冠馬で秋華賞を勝って決めたデータから紐解いてみよう!
7頭中4頭が、桜花賞で負けた又は未出走で、その内訳は未出走2頭、連対馬1頭、着外1頭。
オークスを負けた又は未出走が3頭、その内訳は3着が2頭、未出走1頭となっている。
前走成績を見てみると、桜花賞を負け未出走組はローズS組が2頭、オークスからの直行が1頭、古馬牡馬混合が1頭。
そのうち、前走を勝ったのが2頭、負けたのが2頭となっている。
オークス負けor未出走組は、ローズS組が2頭、オークス直行が1頭となっていて、2頭が勝利、1頭が負けている。
ここまでのデータでは、ほぼ互角なのだが、最後に桜花賞、オークスのどちらかに未出走だったのが3頭いるが、その3頭は全て秋華賞を勝って2冠達成を決めている。
以上のことから、ソダシファンに悪いが、ユーバーレーベンのほうが勝ちに近いと思われる。
果たして、結果はいかに!?
秋華賞の発走は、10月17日 阪神競馬場 第11レース 15時40予定。
公開日:2021.10.16