オジュウチョウサンよ! まだ老け込むには早いぞ!! JRAの障害最高齢勝利記録とは!?
今週のJRAでは、西の阪神競馬場でアイドルホースの「ソダシ」が秋華賞に。
そして、東ではジャンプ界のアイドル「オジュウチョウサン」が、東京ハイジャンプに出走してくる。
どちらも負けらないが、オジュウチョウサンにとっては、トップジャンパーとして未だ衰えてないところを見せたい1戦だ。
昨年の春こそ、中山GJを勝ち力があるところを見せつけていたが、秋初戦の京都ジャンプでは3着と久々に勝てず、中山大障害も脚部不安で回避。そして復帰戦で今年の中山GJに出走してきたが、5着と掲示板こそ確保したが馬券圏を外してしまった。その結果を受けてオジュウチョウサンの衰えを不安視される声が上がることに。
しかし、10歳という年齢は、人間にとってはまだ35~38歳程度。老け込むには早くスピードは落ちて来たとしても、スタミナと技術に衰えはないはずなので、東京ハイジャンプを勝って、中山大障害で復活の雄姿を見たいと思う。
前置きが長くなったが、オジュウチョウサンはまだまだだと思わせるベテラン馬の記録を振り返ってみよう。
・JRA平地GⅠ勝利・最高齢記録:8歳のカンパニー・キンシャサノキセキ・ウルトラファンタジー(香)の3頭
・交流GⅠ・最高齢記録:かしわ記念を制覇したワンダーキュートの9歳
・JRAでの平地重賞勝利・最高齢記録:10歳のアサカディフィート・トウカイトリックの2頭
・交流重賞・最高齢記録:12歳時に北海道スプリントを制覇したオースミダイナー
・地方重賞・最高齢記録も13歳時にエトワール賞を制覇したオースミダイナー
・JRAでの障害G1勝利・最高齢記録:中山GJを制覇した12歳カラジ(愛)
・JRAでの障害重賞勝利・最高齢記録:10歳時のルールプロスパー・エリモマキシムの2頭
以上のように、10歳とはいえ障害GⅠ勝利の最高齢記録であるカラジにはまだ及ばないオジュウチョウサン。
年末の中山大障害に向けて、東京ハイジャンプでいい飛越を披露してくれるのか!?
発走は10月17日 東京競馬場 第9レース 14時15分予定。
公開日:2021.10.16