天皇賞(秋)を勝った勢いにのる男・横山武史にJBCクラシックでも乗るべきデータとは!?
11月3日の金沢競馬場に砂のスターホースが一挙勢ぞろいするレースが「砂の祭典JBC」。
JBCレディスクラシック、JBCスプリント、JBCクラシックのJpnIの3つのレースがあるが、その中でもっとも賞金が高いレースがJBCクラシックである。
1着賞金はなんと8000万円! JRA主催のGIレースにも引けを取らない額である。
その賞金を狙ってJRA勢5頭、地方勢が7頭の計12頭が出走を予定している。
このレースは、JBCレディスクラシックやJBCスプリントと違い、未だ地方所属馬が勝ったことのないどころか、過去10年では1頭しか3着以内に入っていないほど、地方所属馬にとって険しいレースとなっている。
地方所属の有力馬、川崎記念を勝った⑨カジノフォンテンにチャンスはあるのか!? 過去データで検証してみよう!!
過去10年のデータから、前走で掲示板を外した馬が勝ったのは、2012年のワンダーアキュートが東海ステークス10着から巻き返した例しかいない。それ以外は前走で3着以内のレースをして来た馬のみである。
このデータから、⑨カジノフォンテンは前走10着と大きく負けており勝つのは厳しいと言わざるを得ない。
次にどのレースを使ってきたかだが、帝王賞組が3頭。日本テレビ盃組が5頭。南部杯組1頭。東海ステークス組が1頭となっている。
ということで、勝ち馬には帝王賞組か日本テレビ盃組から選ぶのが、無難であることが分かる。
最後は前走の人気別だが、前走①人気の馬が7勝、②人気の馬が2勝、③人気の馬が1勝と、③人気以内に入った馬しか勝ってはいない。
では、⑨カジノフォンテンはどうだったかと言うと ③人気で一応データでは勝つ可能性が残されたが、10頭中1頭という過去データからだと地方の星⑨カジノフォンテンが勝つのは厳しい印象だ。
では、どの馬が一番勝ちに近い馬かと言えば、先日の天皇賞(秋)で勝ったばかりの横山武史が鞍上の⑤ダノンファラオとなる。
理由は前走が日本テレビ盃組で2着、③人気と好走データが並んでいる。それと何よりも、鞍上の横山武史の勢いが凄まじい!
果たして、データ的に推奨される⑤ダノンファラオが勝つか? データ的には厳しいが⑨カジノフォンテンが勝つか? それとも他の馬?
発走は11月3日 金沢競馬場 第10レース16:20予定。
公開日:2021.11.02