準備はいくらでもすれば良いというものではない。投手の肩は消耗品。
セ・リーグを昨年の最下位から優勝したヤクルト。
改めて勝因はどこにあったのかを関本賢太郎さんにお聞きした。
ヤクルトの戦い方で今までと大きく違ったことはブルペンでリリーフピッチャーが準備をする頻度だという。
神宮球場はブルペンが外にあるので一目瞭然。
以前はしょっちゅうリリーフピッチャーが肩を作っていた。
関本賢太郎さんからしたら、あんなに肩を作っていては1年間もたないと感じていたという。
それが今年はグッとブルペン稼働率が下がった。自身もリリーフ投手だった高津臣吾監督の経験から来るチーム改革だろう。
あと関本賢太郎さんが印象に残っていることに高津臣吾監督のガッツポーズだという。
やたらめったらに喜んでいるわけではない。
そのかわり、本当に喜ぶときは心の底から抜けるようなガッツポーズをしている。
あれを見ると選手も良い雰囲気になってチーム状態が上がるはずだと語ってくれた。
公開日:2021.11.09