最終戦までCS争いを展開!ラグーン設置で本塁打攻勢も!
【2019シーズン成績】
69勝70敗4分
勝率 .496
得 点 642 ②
失 点 611 ④
本塁打 158 ③
盗 塁 75 ④
打 率 .249 ⑤
防御率 3.90 ④
昨年の5位から順位は1つしか上がっていないが、借金を1にまで減らし、最終戦までCS争いを繰り広げた。642得点はリーグ2位で昨年比+108。本拠地・ZOZOマリンスタジアムにホームランラグーンを設置したかいもあり、本塁打数は78本から158本に倍増した。
日本ハムから加入したレアードが32本塁打を放ったほか、井上晴哉が24本、中村奨吾、鈴木大地、マーティン、荻野貴 司、清田勝也が2ケタ本塁打を達成した。これまでロッテにとって本塁打はオマケみたいなものだったが、今年は一発で試合を変える場面も珍しくなかった。
特にリードオフマンの荻野貴司はこれまでケガに悩まされ続けてきたが、34歳になる今季、自身初の規定打席に到達。打率・315、 28盗塁をマークしたほか、先頭打者本塁打5本は秋山翔吾(西武)と並び、リーグトップ。二塁打、三塁打もパ・リーグ1位をマークしており、恐怖の1番打者と化した。
投手陣は石川歩がある程度 の復調を示し、8勝5敗を挙げたが、2ケタ勝利を挙げた投手はなし。ボルシンガーも4勝6敗と期待外れに終わった。それでも岩下大輝や種市篤暉が100イニング前後を投げ、防御率3点台と健闘したのは収穫といえる。
3年目の佐々木千隼も昨年7月の右肘手術から復帰し、7試合6先発で2勝1敗、防御率2.15を記録している。先発陣全体では、あと一歩という印象だが、駒は揃ってきた。リリーフ陣では益田直也が27セーブ、防御率2.15、左の松永昂大が46登板で防御率2.60を記録したが、やや手薄だった。
【TEAM LEADER】
打率 荻野貴司 .315
本塁打 レアード 32本
打点 レアード 89打点
盗塁 荻野貴司 28盗塁
登板 益田直也 60試合
勝利 石川歩・種市篤暉 8勝
奪三振 種市篤暉 135奪三振
セーブ 益田直也 27S
H P 松永昂大 27HP
写真:あもあもだいち
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公開日:2019.12.23