助っ人外国人列伝/中米小国編
今号の助っ人外国人列伝は、中米小国編としてパナマ、プエルトリコ、オランダ領キュラソー島、アメリカ領ヴァージン諸島の助っ人たちをまとめて振り返る!
日米の野球で成功したキュラソー島の英雄!
アンドリュー・ジョーンズ
NPB通算2年:(2013~2014)
281試合 打率.232 50本塁打 165打点
バレンティンと同じ人口15万人ほどのキュラソー島出身のアンドリュー・ジョーンズ。1996年にブレーブスでメジャーデビューを果たすとすぐに頭角を現し、2005年の本塁打王&打点王の二冠をはじめ、通算434本塁打に10年連続ゴールデングラブ賞と凄まじい実績を積み重ねる。
そんな超大物は年に星野仙一率いる楽天に入団。当時30代半ばで実力的にピークアウトしていたが、出場した全試合で4番に座り、2年間で50本塁打、165打点を記録。
打率は低かったが、勝敗を決める場面で長打が光り、四球も223個と4番として高い出塁率を誇った。楽天初のリーグ優勝&日本一はジョーンズの存在なくして語れない。2016年の引退後はWBCなど国際大会のオランダ代表コーチを務め、古巣のブレーブスでも選手の指導にあたっている。
出典:『がっつり! プロ野球(28)』
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公開日:2021.11.17