ヘニーヒューズ産駒は重賞では足りない!?
今週は東京競馬場で勝ち馬にチャンピオンズCの優先出走権が与えられるレース「武蔵野S」が開催される。
しかし、武蔵野Sから次走のチャンピオンズC(旧ジャパンカップダート)で、勝った馬はクロフネとベルシャザールの2頭しかいない。
この2頭は芝でも結果を残していた馬という共通項があった。
今年も芝路線からの転戦組もチラホラ。どの馬が勝ち名乗りを挙げるのか!? 過去10年の勝ち馬のデータから紐解いてみよう!!
勝ち馬の前走は、地方・中央関係なく、距離も1400から2100mと様々なレースから勝ち馬が現れている。
前走着順で見ると4着以内に入っていないと勝てていないというデータもある。
また人気面でも、前走3番人気以内からしか勝ち馬は出ていないというデータもある。
そうなると、今年の出走馬から①タガノビューティー、④テイエムサウスダン、⑥スリーグランド、⑩ブルベアイリーデ、⑯ソリストサンダーの5頭まで絞られる。
ここから、さらにふるいに掛けると、前走OPクラス出走馬が5勝と圧倒しており、南部杯組は1勝、シリウスS組は未勝利、オーバルスプリント組も未勝利というデータから、勝ち馬候補が①タガノビューティーと⑥スリーグランドの2頭なる。
この2頭のうち、ここでは⑥スリーグランドを推奨したい。
理由は父にある。①タガノビューティーの父がヘニーヒューズ、⑥スリーグランドの父がシスターミニスター。どちらもダートで結果を残している種牡馬だ。
しかし、ヘニーヒューズ産駒は東京1600mのダートを連対率24%と得意にしているにもかかわらず、こと武蔵野Sでは一度も馬券に絡んでいないというデータがある。条件戦では強いが重賞クラスになると足りない種牡馬なのか?
ということで果たして、推奨通りに⑥スリーグランドが勝てるのか!?
発走は、11月13日 東京競馬場 11レース 15時30分予定。
公開日:2021.11.12