ボールは見えていても、バットで捕らえないとヒットやホームランは打てない
年齢を重ねることでの身体能力低下は誰にでも訪れるもの。
その影響はバッティングにも大きく関わってくるが、具体的に何の能力低下の影響が最も大きい?
よく言われるの動体視力だが、和田一浩さんの意見は少し違う。
動体視力は確かに衰えるが、ボールを見極める力がバッティングに及ぼす割合は低いと考えるという。
それよりも加齢の影響が大きいのは脳と身体の反応スピード。
もちろん筋力が落ちてくることもあって、若いころのように思った位置に思ったスピードでバットを落としていくことができない。
なので、ボール自体は見えていても空振りやファールになってしまう。
和田一浩さん自身も高めのストレートが得意だったのに、43歳となった現役最終年などはそれも捕まえきれなくなったと語ってくれた。
公開日:2021.11.15