過去データから探る勝てる馬の条件とは!?
11月25日、園田競馬場で開催される2歳交流重賞「兵庫ジュニアグランプリJpnⅡ」。
過去にスーニやラブミーチャンなどのGⅠ級馬を輩出しているレース。
JRAから5頭、地元兵庫勢が4頭、他地区3頭の計12頭が出走を予定している。
毎年この時期の2歳ダート重賞で難しいのが、芝しか走っていない馬の取捨選択だ。
2歳ということもあり、出走したレース数が少なくダート適正が無くても、その年のレースレベルでは、好走することもあるため、勝ち馬を予想するのが非常に難解である。
今年も④イチローイチローが芝しか走ってこなかった馬である。
ただし、全兄のキタノサスピションが芝で結果が出ず、JRAから門別へ移籍し5戦して未だ3着を外していないところを見ると、ダート適正の方があると見て、面白い存在になるかもしれない1頭である。
それでは、過去10年のデータから勝ち馬を探していこう!!
過去10年のデータから牡馬が10勝と牝馬は勝てていない。
しかし、2着に3回、3着に5回も入っており、侮れない存在である。
今年は3頭の牝馬が出走予定だが、実績があるのは前走エーデルワイス賞2着の⑥ヒストリックノヴァ1頭のみで、それ以外は消しとする。
次に過去10年のデータから、勝ち馬の前走を調べてみる。
前走で「なでしこ賞」を勝った馬3頭が最多で、次にJRA条件戦の1勝クラスを勝った馬が2頭で半数を占めている。
データからJRAで2勝以上している馬が、やはり有利と見て⑤コンバスチョン、⑩セキフウが該当馬となる。
地方馬の場合は、地方重賞で好走していないとJRA勢に太刀打ちできない。
今年の出走馬を見ると、③エンリル、⑥ヒストリックノヴァ、⑧プライルードの3頭が該当するが、前述でも話したが⑥ヒストリックノヴァは、牝馬のため勝つまでは厳しい。そうすると、残りの2頭が該当する。
そこで、馬券は3連単勝負で、1着2着を⑤コンバスチョン、⑩セキフウの2頭軸で、ひもで④イチローイチロー、⑥ヒストリックノヴァ、⑧プライルードで勝負と行きたい。
果たして実績通りの固い決着か、それとも波乱を巻き起こす馬の逆襲となるのか?
発走は、11月25日 園田競馬場 第7レース 15:40発走予定。
公開日:2021.11.24