「左手でバットを引っ張る」が世の中のスタンダードだが、それが絶対的な正解ではない
2050安打を打った和田一浩さん。
安打数というのは一般的に俊足の左バッターが内野安打などで稼ぐことが多い。
イチローなどがその最たる例だが、和田一浩さんは真逆といっていいスタイルの選手。
それでも2000本越えの安打数を記録できたのは類まれなるバッティング技術があったからだと言っていいだろう。
「右手主導」という右打者の打撃理論。
専門的な話だが、技術向上を目指す右バッターにはぜひ見てもらいたい内容だ。
和田一浩さんは左手の感覚がとても薄かったという。
その代わり、右手の感覚は凄い。
右ひじを大きく開くので、振り切るまでに大きな勢いを後ろからがつけられる。よって、力強いスイングができる。
また、大きな勢いをつけているテイクバックの間に「ボール球だ」と見切る時間を長くとれるので、その時にはバットが止まる。
言葉だけだと伝わりにくいかもしれない。
ぜひ動画と共にご覧いただきたい。
公開日:2021.11.30