地方所属馬は勝てないまでも、2着3着に入って配当を香ばしくする!!
明日12月22日に、園田競馬場で「兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)」が開催される。
このレースは数多くの交流重賞がある中でも、JRA所属馬しか勝ったことのない二つのうちのひとつである。(JRA所属馬しか勝ったことのない交流重賞の残り一つは白山大賞典である)
そのため、毎年地元勢を含め地方所属馬が勝つのは厳しいレースとなっている。
しかし、地方所属馬は勝つことは出来ないが、3着以内には過去10年で30頭中11頭も入っており、地方所属馬が活躍出来るレースとなっている。
今年も交流重賞で活躍してきた、JRA所属馬達が出走を予定しており、正直言って地方所属馬が勝つのは厳しい状況だ。しかしJRA勢の3着以内独占は阻止できそうな馬がいるので、その馬をご紹介しよう。
③スマハマ
もともとはJRA所属で、3歳時にはヒヤシンスSを勝ち、2019年の東海Sでは3着に入った実力馬。ただ5歳に入るとJRAでは結果が出なくなり6歳時に園田へ転厩して、その初戦では1着と結果を残した。
もしかしたら、この馬が地方所属馬として初めて兵庫ゴールドトロフィーを勝つ馬となるかもしれない1頭。
④スマートアヴァロン
馬齢こそ9歳だが、昨年の根岸Sでは3着とベテランとなっても結果を残した1頭。今年になってホッカイドウ競馬へ移籍して6戦2勝。その6戦全てで掲示板内と軽視は禁物のベテラン馬。
⑨クリノフウジン
こちらもJRA所属馬だった1頭。JRA時代はオープンクラスには所属していたものの、勝つことは出来なかった。2021年に園田へ転厩して初戦で勝利を挙げるも、その後2戦は掲示板外と結果が出ていないが、3000勝以上を挙げている地元騎手の下原理騎手に導かれて、3着以内の可能性を秘めている1頭。
以上の3頭が、JRA所属の②ワイドファラオ、⑤テイエムサウスダン、⑧ヒロシゲゴールド、⑪ラプタスの間に割って波乱を演出することが出来るのか?
発走は12月22日、園田競馬場7R/15:45予定。
公開日:2021.12.21