国内GⅠ完全制覇がかかる武豊に立ちはだかるデータとは!?
いよいよ今年最後の芝GⅠレース「ホープフルS」が開催される。
このホープフルSは2017年にGⅠへ昇格してから、今年で5回目とまだまだ歴史が浅い。
しかし、今年のホープフルSの注目は何と言っても、12月19日の朝日杯FSを初めて勝利し、国内GⅠ完全制覇まであと一つまで来た競馬界のレジェンド騎手「武豊」で間違いないだろう。
はたして武豊騎手が勝てるのか!?
ホープフルSのOP特別時代を含めた過去10年データから検証してみよう!!
今回、武豊が騎乗するのは8枠15番のアスクワイルドモア。
1,まずは枠別勝利では、1枠が3勝のトップで、2番目に2勝の2枠、4枠、5枠、3番目が1勝の6枠となっており、8枠は勝ったことがない。
⑮アスクワイルドモアにとっては厳しいデータとなった。
2、前走時にどの距離を使ったかでは、1800mがトップの5勝で、次いで2000mの4勝、残りが1600mの1勝となっている。
⑮アスクワイルドモアは札幌2歳Sの1800mを走っており、このデータでは該当となる。
3,前走時にどのレースを使ったかだが、重賞組と新馬組が4勝でトップ、次いでOPクラス組が2勝となっている。
⑮アスクワイルドモアは札幌2歳S(GⅢ)と重賞を走ってきており、このデータでは該当する。
4,前走時の重賞レース別を見ると、東スポ杯2歳S組が3勝、京都2歳S組が1勝。
札幌2歳Sを走ってきた⑮アスクワイルドモアには嫌なデータとなっている。
5,前走の着順別成績では、1着が8勝、2着が1勝、着外が1勝と、勝ってホープフルに臨む方が勝ちやすいデータとなっている。
⑮アスクワイルドモアは前走2着。データ的には希望は残る形となった。
以上から、武豊騎手が国内全GⅠ制覇を手にする事は、少し難しいデータが並んだ。
しかし、その逆境を撥ね退けて、ぜひ国内全GⅠ制覇を成し遂げて欲しい!!
発走は12月28日、中山競馬場11R:15時25分予定。
公開日:2021.12.28