幼児食の進め方のポイント
【1】食事とおやつは毎日決まった時間に
3度の食事とおやつは、毎日同じくらいの時間に食べるのが理想的。この時間を中心に、1日の生活リズムを整えましょう。だらだら食べにならないよう、きちんとメリハリをつけ、空腹感と満腹感を覚えさせることも大切です。
【2】栄養バランスやエネルギーは3日単位で満たせばOK
この時期の幼児は、その日そのときにより食べたり食べなかったりのムラがあるものです。1日に必要な栄養やエネルギーが とれなくてもあまり神経質にならず、3日くらいで見て調節していけば問題はありません。
【3】栄養を補うため、おやつも大切に
一度に多くの量を食べられない幼児にとって、おやつは貴重な栄養源です。そのため、おにぎりやパン、いもや果物など、食 事で賄いきれないエネルギーや栄養を補えるものを選ぶようにしましょう。
【4】自分で自由に食べられるようゆったりと見守る
幼児食が始まる頃には、子どもが「自分で食べたい」という気持ちも強くなってきます。手づかみやスプーン、フォークを使って自分で食べさせ、大人はゆったり見守ってあげましょう。
【5】食べる様子を観察し必要ならワンステップ戻る
幼児食が順調に進んでいると見えても、実際は食べにくかったり、子どもの身体に負担をかけたりしている場合も。食べるス ピードや噛んでいるときの様子、便の具合などにも注意を払いながら進めましょう。
【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder
子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!
公開日:2020.01.24
オススメ記事
PREVIEW
ソフトバンクが育成ドラフト5位指名した舟越秀虎とは!?