開幕スタメンに応える猛打賞記録した中野拓夢
3月26日に京セラドーム大阪で行われたヤクルトスワローズとの開幕戦に、「2番・遊撃」でプロ初の開幕スタメンとして、先発出場した中野拓夢は、5打数3安打1盗塁と開幕スタメンに応える猛打賞を記録した。
初回、先頭打者で出塁した近本光司が盗塁死し、1アウト走者なしの場面で打席に立った中野拓夢は、ヤクルトスワローズ先発の小川泰弘の7球目137キロのカットボールをレフトへ弾き返すと、3回にも1アウト走者なしの場面で、小川泰弘の5球目128キロのチェンジアップをセンター前ヒットにし、マルチヒットを記録する。さらに4回に1アウト走者なしの場面では、ヤクルトスワローズ2番手の大下佑馬の2球目146キロのストレートをレフト前ヒットにし、佐藤輝明のタイムリーヒットを呼び込んだ。
下肢コンディション不良で出遅れるも、プロ初の開幕スタメンを掴み取り、猛打賞を記録した中野拓夢は、自身の結果よりもチームの結果を悔やみ、今シーズン初勝利に向けて前を向いた。
3回、4回と3点以上を奪う猛攻の口火を切った中野拓夢が、さらにアクセル全開で、阪神タイガースを勝利に導いてもらいたい。
公開日:2022.03.26