今シーズン公式戦初先発を5回無失点と好投した西純矢
3月29日に鳴尾浜球場で行われたウエスタンリーグのソフトバンクホークス戦に、今シーズン公式戦で初先発した西純矢は、5回を93球で、2安打無失点5奪三振5四球。無失点ピッチングで試合を作り、早期1軍昇格へアピールした。
初回、先頭打者の真砂勇介に3球目127キロのスライダーをライトへ運ばれるも、続く谷川原健太を4球目131キロのスライダーで空振り三振に抑える。明石健志にフォアボールを許すも、井上朋也をセンターフライに打ち取り、初回を切り抜ける。2回は正木智也にフォアボールを許すも、川瀬晃を空振り三振に切って取り、正木智也が盗塁を栄枝裕貴が許さず、ダブルプレーで切り抜ける。続く3回は真砂勇介にレフトへのツーベースヒットを許し、得点圏にランナーを置くが、谷川原健太を空振り三振、明石健志をファーストゴロに打ち取り、ピンチをしのいだ。
4回は渡邊陸にフォアボールを許すも、リチャードを空振り三振にするなど後続を打ち取り、5回も正木智也、緒方理貢にフォアボールを許し、1アウト1、2塁とこの試合2度目のピンチを背負うも、真砂勇介をセカンドライナーに打ち取り、2塁を飛び出していた正木智也をダブルプレーに。毎回走者を背負いながらも粘りの投球で5回無失点で切り抜けた。
5回無失点と好投した西純矢に対し、平田2軍監督は次に期待が持てると評価した。
西純矢が次回登板も好投し、結果を残し続ければ、早期1軍昇格を果たし、今シーズン本格的にブレイクを果たせる可能性は十分ありそうだ。
公開日:2022.03.30