満塁で2点タイムリーヒット放った丸佳浩
4月27日に横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズ戦に、「6番・中堅」で先発出場した丸佳浩は、3打数1安打2打点1四球と満塁で2点タイムリーヒットを放ち、5試合ぶりの打点でセ・リーグ3位タイの16打点を記録し、巨人の勝利に貢献した。
5回1アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った丸佳浩は、DeNAベイスターズ先発の三上朋也の2球目132キロのスライダーを捉え、ライト前に運ぶ。三走・坂本勇人、二走・岡本和真を本塁へと迎え入れ、巨人のリードを6点に広げた。
21日の広島カープ戦以来、5試合ぶりの打点を挙げた丸佳浩は、1塁ベース上で満面笑みで、丸ポーズを披露し、追加点が欲しい場面でのタイムリーヒットに納得の表情を見せた。
4回には1アウト1、3塁の場面でフォアボールを選び、中島宏之の先制満塁ホームランを呼び込んだ丸佳浩。
得点圏打率.172と、勝負どころでヒットがなかなか出ておらず、この試合は打撃好調のウォーカーに5番を譲り、丸佳浩は6番打者で出場していただけに、中島宏之の満塁ホームラン以上に、丸佳浩の2点タイムリーヒットは巨人打線にとって価値がある一打となった。
丸佳浩が得点圏打率を上げ、下位打線でタイムリーヒットをどんどん放ち始めてしまったら、いよいよ巨人打線の勢いを止める手立てはなくなりそうだ。
巨人打線をより強固にすべく丸佳浩がここからどれだけ調子を上げられるか注目だ。
公開日:2022.04.28