価値あるダメ押しタイムリーヒット放った島田海吏
5月1日に東京ドームで行われた読売ジャイアンツ戦に、途中出場した島田海吏は、1打数1安打1打点と、価値あるダメ押しタイムリーヒットを放ち、阪神タイガースの勝利に貢献した。
9回、2アウト3塁のチャンスの場面で、打席に立った島田海吏は、読売ジャイアンツ5番手・平内龍太の7球目145キロのストレートをうまくレフト前に運び、ダメ押しのタイムリーヒットを放った。
さらに、2アウト1塁となった場面で、近本光司が平内龍太の3球目137キロのスプリットをライト線へヒットを放つと、島田海吏が自慢の俊足を飛ばし、一気にホームまで生還。近本光司のヒットをタイムリーツーベースヒットにした。
今シーズンの阪神タイガースではありえなかった終盤でのダメ押し点を生み出した島田海吏を矢野監督も高く評価し、スタメン起用に意欲を示しているはずだ。
今シーズンに限らず、阪神タイガースは試合終盤で、次の試合に繋がる1本をことごとく打つことが出来ず、連勝をストップさせることが多くあった。
しかし、島田海吏がその欲しかった1本を見事タイムリーヒットにし、更に近本光司にも打点を付かせたことで、矢野監督がビッグウエーブにしていくという反撃宣言がかなり期待できる打線の厚みになってきた。
島田海吏を守備固め、代走要員ではなく、スタメンで起用し、今シーズン大ブレイクを果たしてもらいたい。
公開日:2022.05.03