今シーズン初の猛打賞記録した菊田拡和
5月3日にジャイアンツ球場で行われたファームのオリックス・バファローズ戦に、「8番・三塁」で先発出場した菊田拡和は、3打数3安打と今シーズン初の猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。
3回、先頭打者で打席に立った菊田拡和は、オリックスバファローズ2番手・椋木蓮の2球目スライダーを弾き返し、レフトフェンス直撃のツーベースヒットを放つと、5回2アウト走者なしの場面で、再び椋木蓮の4球目133キロのスライダーをライトへ運び、マルチヒットを記録。
さらに、7回2アウト走者なしの場面で、オリックスバファローズ5番手・山田修義の6球目ストレートをレフトへ運び、今シーズン初の猛打賞を記録した。
中田翔の5戦5発(4月29日ファーム日ハム戦での2打席連続弾は降雨ノーゲームのため正式には含まれないが)のホームランを目の当たりにし、高校通算58HRの菊田拡和は大いに刺激を受け、プロ3年目の今シーズンでの1軍初出場へ向け、3安打猛打賞とアピールした。
猛打賞に3試合連続安打と打撃の調子が上向いている菊田拡和に対し、原監督も坂本勇人の離脱などで1軍に異変が起こっていることもあり、1軍昇格へ意欲を示しているはずだ。
菊田拡和が1軍に昇格し、初出場初打席でどのようなバッティングを披露してくれるか楽しみだ。
公開日:2022.05.04