死の馬番に入ってしまった!? 武豊騎乗の「ウマ娘」馬とは!?
いよいよ今週から東京開催での5週連続GⅠが始まる!
その第一弾は3歳マイル王を決める「NHKマイルカップ」!!
このレースでの最大の注目は、「ウマ娘」藤田晋オーナーの愛馬で、武豊が騎乗する「ジャングロ」が勝つことが出来るのか!? 出来ないのか!? これに限る。
そこで、過去10年のデータからNHKマイルカップで⑬ジャングロが勝てるのか検証してみよう!!
1,牡馬vs牝馬
牡馬が8勝、牝馬が2勝だが、勝率、連対率、複勝率で見てみると、全て牝馬が上回っている。特に連対率は牡馬9.3%に対して、牝馬は20%と圧倒している。
有力牝馬が出走して来た場合には注意が必要で、今年もデイリー杯2歳Sで2着の②ソネットフレーズを筆頭に5頭も出走してきて、⑬ジャングロにとって手強い相手となるのは間違いない。
2,前走着順
前走で掲示板内だった馬が9勝を挙げ、残りの1勝も2013年のマイネルホウオウが前走7着からと一桁着順だったため、二桁着順からの巻き返しは無い。
今年は5頭が前走二桁着順で、⑬ジャングロはニュージーランドトロフィーを勝っているため、勝ち馬候補として残る。
3,前走距離
前走同距離が6勝、次いで短縮組が3勝。延長組は1勝しかしておらず苦戦傾向である。⑬ジャングロは前走1600mを走っており、ここも問題はない。
4,1600m優勝歴
オープン以上の1600mレースで優勝した馬が過去6勝と、優勝していない馬よりは分がいい。この面でも⑬ジャングロは、前走1600mの重賞を勝っているのでクリアしている。
5,枠番・馬番
枠番では、1枠だけ勝利がないが、他の枠で圧倒的に強い枠もなく、枠による有利、不利はないと考えてもいいだろう。
ただし、これを馬番で見てみると、死神が手招きしている馬番が現れた。その馬番とは⑬番である。
この⑬番、過去10年で一度も3着内に入ったことのない唯一の馬番であり、まさに⑬ジャングロの馬番である。
ここに来て⑬ジャングロに最大の暗雲が立ち込めて来た。
以上5項目から、⑬ジャングロは狙いにくい存在と判断する。
ということで、オススメは前走で桜花賞を走って一桁着順だった牝馬の⑧アルーリングウェイ。オッズも香ばしい数字を示してくれている!!
⑬ジャングロが死神を振り切って優勝出来るのかも注目のNHKマイルカップの発走は、5月8日の東京競馬場11レース、15時40分予定。
公開日:2022.05.07