今シーズン第1号HR放った遠藤成
5月8日に阪神甲子園球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「9番・三塁」で先発出場した遠藤成は、4打数3安打3打点1HRと今シーズン初のホームランを放つなど、3安打猛打賞&3打点を記録し、1軍昇格へアピールした。
3回、1アウト3塁のチャンスの場面で打席に立った遠藤成は、中日ドラゴンズ先発の福島章太の4球目146キロのストレートをセンターへ運び、先制のタイムリーヒットを放つと、5回2アウト走者なしの場面で、再び福島章太の3球目141キロのストレートをライト線いっぱいに放り込む。今シーズン第1号ホームランを放ち、今シーズン7度目の猛打賞を記録。
最後は9回1アウト1、2塁のチャンスの場面で、根尾昂の3球目132キロのスライダーを捉え、ライトへのタイムリーツーベースヒットを放ち、今シーズン2度目の猛打賞を記録した。
5月7日の中日ドラゴンズ戦では三塁打を放つなど、長打が出るようになってきた遠藤成は、ここ4戦打率.429と初の1軍昇格へ打撃好調を維持している。
矢野監督も遠藤成の活躍ぶりに目をつけ、1軍昇格へ意欲を示しているはずだ。
佐々木朗希世代の一人として、同世代の投手達がブレイクしていく中で、焦りを感じていた遠藤成だが、打力の向上が目に見える形となってきており、着実にブレイクへの階段を上っている。
長打が打てるショートとして、1軍に昇格できれば、阪神タイガースの二遊間を守る中野拓夢、糸原健斗に割って入る存在に間違いなくなってくるだろう。
遠藤成には更なる打力の向上を目指してもらい、長打が打てるショートとして、1軍に昇格し、佐々木朗希世代は投手だけでなく野手もすごいと言える活躍を見せてもらいたい。
公開日:2022.05.10