11試合連続無失点と好投続けるアルカンタラ
5月11日に阪神甲子園球場で行われた広島カープ戦に、阪神タイガース4番手としてマウンドに上がったラウル・アルカンタラは、1回を11球で無安打無失点と、11試合連続無失点を記録し、存在感を放った。
7回、阪神タイガース3番手の渡邉雄大に代わり、4番手でマウンドに上がったアルカンタラは、先頭打者の九里亜蓮を6球目138キロのスプリットでファーストゴロ、続く堂林翔太を2球目151キロのストレートでセンターフライ。最後は菊池涼介を3球目152キロのストレートでピッチャーゴロと、わずか11球で広島カープ打線を三者凡退に抑える好投を披露した。
8日の中日ドラゴンズ戦で、今シーズン初勝利を手にしたアルカンタラは、どんどん調子を上げ、これからも頑張っていきたいと前向きな気持ちを語っていた。
その言葉の通り、8日の投球を上回る投球内容で、広島カープ打線をわずか11球で三者凡退に抑え、11試合連続無失点を記録した。
アルカンタラが最後に失点したのは、4失点を喫した4月3日の巨人戦だ。
そこから、無失点ピッチングを続け、5月に入っても無失点の好投で、5月防御率0.00と素晴らしい結果を残し、気づけば阪神タイガース7回の男と化した。
アルカンタラ、湯浅京己、岩崎優と勝利の方程式が完成し、点さえ取れれば、勝てるチームになってきている。
なんとかして、得点を奪い、阪神タイガースが再び連勝街道に突き進むことを期待したい。
公開日:2022.05.13