当たれば飛ぶのに、当たらなくなる!?
誰にでも訪れる成績の下降線。
バッティングにおいていうと、筋力の衰えではなく目の衰えが原因でだんだんと打てなくなってきたという松中信彦さん。
練習での遅いボールだと、まだまだスタンドにガンガン運ぶことはできた時でも年齢を重ねると1軍のピッチャーのボールのキレに目が追い付かなくなったという。
具体的には引退間際に当時はまだ新人だった楽天・則本昂大から1試合で4三振をくらって痛感したという。
スピードガンの数字もあるが、それ以上にボールのキレがありすぎて第一打席の1球目を見た時から「これは打てない」と感じてしまったという。
これは王貞治会長も同じことを言っていたようで「体は元気でも目が衰えたらどうしようもない」と言っていたとのこと。
筋力と違って「目の衰えを防ぐトレーニング」というのはあるけれども、なかなか難しい。
人間だから誰しも年齢には勝てないもの。
そう考えると40歳を過ぎても現役でやっているプロ野球選手がいかに凄いのかが改めて分かるトークだ。
公開日:2022.05.21