柴田善臣騎手が黄綬褒章を受章し、その受賞セレモニーが東京競馬場で行われた。
黄綬褒章とはスポーツに限らず、第一線で自らの専門分野に長く精励し、他の模範となるような技術や事績を有している人に内閣府から贈られるものだ。
騎手の受章は大井競馬の的場文男騎手依頼2人目の受章。レジェンド・武豊でさえ受章していないのだから素晴らしいことだ。
柴田善臣騎手は1966年生まれの55歳。現役JRA騎手としては最年長だ。
昨年もGⅢ・レパードSをメイショウムラクモで勝っている今日現在で通算2314勝している名ジョッキーだ。
何頭もの名馬に跨っているが、特に記憶に残っているのは2006年のGⅠ・高松宮記念を制したオレハマッテルゼ。
1998年の天皇賞(秋)、圧倒的①人気に押されたサイレンススズカが悲運の競走中止をしてしまったレースの勝ち馬・オフサイドトラップ、第1回のNHKマイルカップを勝ったタイキフォーチュンなどだろうか。
調教師でいうと、ソダシを管理している須貝尚介調教師などと同級生の柴田善臣。
頸椎椎間板ヘルニア手術による休養からも復帰した。熟練の騎乗をまだまだ見続けて欲しい!
公開日:2022.05.23