対・イチロー、対・松井秀喜、信じられない思い出を語る!
イチローに関しては「どこにどのボールを投げてもバットに当たる」という印象しかなかったという。
自分が投げたボールの軌道に対してイチローのバットが同じ軌道で入ってきて打たれるから、当たった瞬間が分からなかったという。
当たった瞬間にボールが一瞬消えて、途中からボールがポンと出てくるような不思議な感覚にさせられたという。
なので、空振りを取ることは非常に困難で、打ち取るとしてらイチローの打ち損じしかないと思いながら投げていたとのこと。
ちなみに斉藤和巳さんの記憶では、4回対戦して1度も打ち取れなかったそうだ。
松井秀喜との対戦経験もある。
すぐに思い出されるのは「とにかくデカい」という記憶。
対戦の思い出は、斉藤和巳さんが投げたボールが松井秀喜が振ったバットに当たったときに「ペチッ」と音がしたので、バットの先っぽに当たって打ち取ったと思ったことがあるという。もしくは、アキレス腱が切れるような音にも聞こえたので、その瞬間は大丈夫か? とも思ったとのこと。
しかし、後ろを振り返ればボールは弾丸ライナーでライトスタンドに運ばれていた。
明らかに他のバッターと打球音が違う。
それが松井秀喜との対戦の思い出だという。
公開日:2022.05.26