筒香に代わる主軸候補は誰?投手陣は故障者さえいなければ
1998年以来、22年ぶりにリーグ2位以上でシーズンを終え、いよいよ日の光が射してきたDeNA。ソト、筒香嘉智、ロペス、宮﨑敏郎が2〜5番を回し、中軸の迫力は巨人にも引けを取らなかった。しかし、宿命たる筒香嘉智のメジャー挑戦が決まり、今季は「ポスト・筒香嘉智」の出現が見どころになりそうだ。
第一候補は新外国人のオースティンだが、若手の突き上げも面白い。佐野恵太は昨季、215打席で打率・295を記録し、スタメンも狙える位置。大卒ルーキーの伊藤裕季也が2軍戦91試合で14本塁打を放てば、関根大気も83試合で打率.329、12本塁打。細川成也も73試合で打率.293、15本塁打で2軍レベルをクリアしており、打力のある若手は揃っている。これまでは梶谷隆幸に願いを託すしかなかったが、次なる「ロマン砲」が出てきた。
先発陣は駒は揃っている。昨季13勝を挙げたエース・今永昇太に加え、上茶谷大河も奮闘した。昨季は故障に泣いたが、濵口遥大、東克樹も控えている。この4人が開幕から出揃えば、勝ち星を積み重ねることは難しくないだろう。
リリーフ陣は山﨑康晃、エスコバ ーが軸。枚数にやや不安はあるが、藤岡好明や武藤祐太など、30代の実績ある選手が控えており、投壊は考えにくい。砂田和毅、三上朋也の昨季不完全燃焼に終わったリリーフも再上昇を狙う。田中健二朗もトミー・ジョン手術から復帰予定だ。
公開日:2020.02.17
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