ドラフトはいつの時代も予想通りに行かないモノ!?
2010年のドラフト、阪神タイガースから1位指名を受けた榎田大樹さんだが、ドラフト前にどういう話があったのか?
予想通りだった? それとも違う? その当時を思い出してもらったトークだ。
ドラフト前、スポーツ新聞紙上ではある程度上位で指名してもらえるということが書いてあったという。
社会人野球チーム・東京ガスに入り、都市対抗野球などにも出場して活躍していたのだから当然といえば当然のことではある。
榎田大樹さん自身にもスポーツ新聞紙上の情報しか入ってきていなかった。内々に聞かされる極秘情報など無いのが現実だ。
紙面には西武ライオンズと横浜ベイスターズがハズレ1位で狙っていると書いてあったという。
この年は、早稲田大学のピッチャーがドラフトを沸かせた。
大石達也、斎藤佑樹、福井優也などだ。
大石達也には6球団が競合、西武、横浜、阪神、広島、楽天、オリックス。
クジは西武が引き当てた。
ここで榎田大樹さんの頭によぎったことは「新聞に書いてあった横浜のハズレ1位指名がくるかなぁ」ということだったという。
さて、数分後に横浜のハズレ1位指名の名前がアナウンスされた。
須田幸太
新聞に書いてあることと違うぞ! と驚いていた矢先、阪神から榎田大樹さんの名前が呼ばれたという。
ドラフトでのドラマはいつ、だれの話を聞いても興味を惹かれてしまうものだ。
公開日:2022.06.01