上投げに戻し、7試合連続無失点継続中の沼田翔平
6月5日に楽天イーグルス平成の森球場で行われたイースタン・リーグの楽天イーグルス戦に、読売ジャイアンツ4番手としてマウンドに上がった沼田翔平は、1回を15球で、1安打無失点の好投で7試合連続無失点を記録し、支配下登録へアピールした。
9回、読売ジャイアンツ3番手の桜井俊貴に代わり、4番手でマウンドに上がった沼田翔平は、代打のオコエ瑠偉を2球目スライダーでファーストファールフライに打ち取ると、続く石原彪を6球目スライダーをセンターに運ばれ、ランナーを背負う展開に。
しかし、小郷裕哉を3球目フォークでセカンドフライ、田中貴也を4球目フォークでショートゴロに打ち取り、1回15球1安打無失点の好投で、7試合連続無失点を記録した。
沼田翔平は、昨シーズン途中からサイドスローに挑戦するも、1軍で2試合に登板し防御率7.71。2軍では27登板で0勝1敗1セーブ、防御率5.00と結果を残せず、今シーズンは育成契約でスタートしていた。
昨シーズンはサイドスローに挑戦したが、今は上投げに戻し、今シーズン登板した2軍戦7試合をここまで無失点、防御率0.00と、好投を続けている。
交流戦も終盤に入り、1軍投手陣に疲労の色が見え始めており、原監督はリリーフ陣のテコ入れへ沼田翔平に目をつけているはずだ。
沼田翔平が支配下登録をされる時は、1軍に呼ばれる時だ。
上手投げに戻し、好投を続ける沼田翔平は、いつ1軍に呼ばれてもおかしくない。
公開日:2022.06.07