今季初の猛打賞記録した江越大賀
6月18日に萩谷総合公園野球場で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、「1番・中堅」で先発した江越大賀は、5打数3安打1打点1盗塁。今シーズン初の3安打猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。
初回、先頭打者で打席に立った江越大賀は、オリックス・バファローズ先発のバルカスの2球目ストレートを捉え、ショートへ打球を飛ばす。園部佳太が逆シングルで捕球するも、送球できず、ショートへの内野安打で出塁し、井上広大の先制2ランホームランを呼び込んだ。
続く2回、2アウト2塁のチャンスの場面では、再びバルカスの6球目カットボールをレフトへ運び、今シーズン7度目のマルチヒットを記録。
最後は、4回2アウト3塁のチャンスの場面で、三度バルカスの6球目縦のスライダーをショートへ転がし、園部佳太がグラブに当てるも捕れず、タイムリー内野安打を放った。
今シーズン初の猛打賞記録した江越大賀は、11日のソフトバンクホークス戦で今シーズン初ホームランを打ったかと思えば、12日試合でも2戦連発となるホームランを放つなど、ここ4試合で、17打数8安打3打点2HR、打率.471と打撃絶好調を維持している。
今シーズン初の猛打賞の江越大賀に対し、平田監督は1軍昇格へ太鼓判を押した。
守備と肩と足はすでに一級品の江越大賀が、1軍の舞台で大ブレイクする為、懸命に取り組み、課題だった打撃をついに乗り越えられる所まで、進化しつつあるのかもしれない。
1軍の舞台で江越大賀が、守備と肩と足ではなく、打撃で活躍する姿を期待したい。
公開日:2022.06.19