吉川尚輝の勝ち越し適時打呼び込んだ石川慎吾
7月3日にマツダスタジアムで行われた広島カープ戦に読売ジャイアンツ6番手・高梨雄平に代わり、代打で途中出場した石川慎吾は、1打数1安打。先頭打者で出塁し、吉川尚輝の勝ち越しタイムリーヒットを呼び込み、巨人の勝利に大きく貢献した。
8回、読売ジャイアンツ6番手・高梨雄平に代わり、代打で途中出場した石川慎吾は、広島カープ4番手・森浦大輔の2球目120キロのカーブをセンターへ運び、ノーアウトのランナーとして出塁。
大城卓三のバントで2塁へ進むと、吉川尚輝の勝ち越しタイムリーツーベースヒットで、ホームに生還した。
何としてでも塁に出ることを考えて打席に立ったという石川慎吾は、ヒットが打ててよかったと、納得の表情を見せつつ、大城卓三のバント、そして吉川尚輝のタイムリーで決勝点に繋がった所が良かったと、ノーアウトのランナーとし出塁した石川慎吾をしっかりとホームに還してくれた二人を労った。
6月17日の中日ドラゴンズ戦から今シーズン初の1軍昇格を果たした石川慎吾は、主に代打で起用され、ここまで7試合に出場し、9打数5安打1打点、打率.556と打撃好調を維持している。
石川慎吾が、巨人の連敗を止める攻撃の口火をしっかりと切り、原監督が見込んだ通り、右の代打の切り札として機能している。
石川慎吾には、勢いそのままに持ち前の勝負強さで、ヒットを量産し、巨人の起爆剤としてチームを盛り上げてもらいたい。
公開日:2022.07.05