キャッチャーは正捕手となる存在を決め打ちして使い続けないと育たない!!
昨年まで中日ドラゴンズでバッテリーコーチを務めていた中村武志さん。
つまり正捕手を決める立場にもあったということで、長年の課題であったそこに木下拓哉を抜擢したことについてトークしてもらった。
木下拓哉の出場試合数を見てみると
19年:39試合
20年:88試合
21年:123試合
と、昨年は正捕手と言って過言ではない試合数に出場した。
若手では石橋康太も良いキャッチャーだが、中村武志さんの目から見て守備に関しては木下拓哉が頭一つ抜けていると話す。
木下拓哉も30歳となったが、社会人野球を経てのプロ入りなため、経験豊富とは言えない。
しかし、中日が恵まれているのは大野雄大、柳裕也など信頼できるピッチャーが多いので、誰をキャッチャーに据えてもソコソコ試合にはなる。
そう考えるとキャッチャーへの負担や責任が少し軽くなる。
なので、キャッチャーを我慢して使って育てる環境があるとのこと。
もともとバッティングの良かった木下拓哉が抜擢された理由はこういったところにもある。
若手では石橋康太も良いキャッチャーだが、中村武志さんの目から見て現状では守備に関しても木下拓哉が頭一つ抜けた存在になったと話してくれた。
公開日:2022.07.22