このレースで輝くのは女性騎手の今村聖奈ではなく牝馬のあの馬!? 過去データから浮かび上がってきた牝馬とは!?
サマーマイルシリーズ第2戦の「中京記念GⅢ」が、昨年に続き夏の小倉競馬場で開催される。
この中京記念に、CBC賞で重賞初騎乗・初勝利を女性騎手として初めて達成した今村聖奈騎手も騎乗を予定している。
はたして、今村聖奈騎手は重賞2勝目を達成することが出来るのか!?
過去10年のデータから推理してみる。
1,馬齢
5歳馬が圧倒で6勝を挙げている。続くのが6歳馬で3勝。残りの1勝を挙げているのは3歳馬となっている。
7歳以上のベテラン馬だけではなく、4歳馬も勝ってはいない。データの結果から脂の乗る世代にとって有利なレースと見ていいだろう。
気になる今村聖奈騎手が騎乗する馬は⑬カデナで8歳馬とデータに該当しない。
2,前走距離
前走で1400mを走ってきた馬の成績が良く、5勝を挙げ勝率13.2%と、勝率では唯一の10%越えとなっている。
次に成績がいいのは1600mで4勝と勝ち星だけなら、1400m組と遜色なく見えるが、1600mは勝率で5.2%しかないため、1400m組が優位と見るべきだろう。
気になる今村聖奈騎手の⑬カデナは前走で1900mを走っており、ここでも勝つデータに該当しない。
3,競馬場別
前走で東京競馬場を走った馬が強く、7勝とトップの成績を残し、次は阪神競馬場の3勝となっている。
この結果から東京か阪神を走っていないと勝てないと出てしまった。
残念なことに、今村聖奈騎手が騎乗するカデナは前走で中京競馬場を走っており、ここも該当していない。
4,枠番
例年の中京記念は中京競馬場で開催されているため、過去の中京記念での枠番データを今年に適用することはできない。そのため、今年開催される小倉競馬場の1800m芝のデータを見てみる。
また、当日は恐らく快晴ではないが良馬場と思われるので、良馬場でのデータを見てみる。その結果、5枠だけが唯一の10%を超える勝率を挙げている。次いで1枠の9%となっている。逆に一番成績が悪いのは6枠の4.4%となっている。
さて気になる今村聖奈騎手の乗る⑬カデナは7枠と、有利でも不利でもない枠に入っている。
以上から、今村聖奈騎手にとっては不利なデータが揃ったため、今回は出番がないと見た。では、どの馬が一番勝ちに近いのか?
データからは5歳馬で前走は東京1600mを走った1枠②番のミスニューヨークと浮かび上がってきた!!
果たして、不利な状況だが今村聖奈騎手が一矢報いるのか? それともデータが勝つのか!?
発走は7月24日の小倉競馬場11レース、15時35分予定。
公開日:2022.07.23