今シーズン8度目のマルチヒット記録した山本泰寛
7月24日に阪神甲子園球場で行われたDeNAベイスターズ戦に、「2番・二塁」で先発出場した山本泰寛は、4打数2安打。チーム唯一の今シーズン8度目のマルチヒットを記録し、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
初回、1アウト走者なしの場面で打席に立った山本泰寛は、DeNAベイスターズ先発の濱口遥大の3球目123キロのチェンジアップを捉え、打球は二塁ベースに当たり、センターへ抜け、チーム初ヒットを放った。
4回、先頭打者で打席に立つと、再び濱口遥大の2球目142キロのストレートをレフトへ運び、ノーアウトのランナーとして出塁。
近本光司の内野安打、佐藤輝明のファーストゴロで1アウト2、3塁のチャンスを作ると、大山悠輔のセンターへの浅いフライで、山本泰寛タッチアップを試み、送球をかわすように、キャッチャーの後ろに回り込んでからホームをタッチ。山本泰寛の好判断、好走塁で先制点をもたらしました。
今シーズン8度目のマルチヒットに、好走塁で先制点をもたらした山本泰寛の活躍で、ガンケルが5勝目を挙げた。
矢野監督も山本泰寛の好走塁に、いぶし銀の活躍を絶賛した。
守備力は申し分なかった山本泰寛が、打撃に走塁と存在感を見せ、今や阪神タイガースの勝利に欠かせないスパイスとなっている。
オールスター前、最後の3連戦をDeNAベイスターズから3タテを奪えたのは、二塁で好守を見せ続けた山本泰寛の功績が大きい。
山本泰寛には、さらに試合を大きく左右する場面で、ヒットを量産し、スタメン出場を継続し、阪神タイガースの勝利に貢献してもらいたい。
公開日:2022.07.25