代打で吉川尚輝の適時三塁打呼び込むヒット放った石川慎吾
8月7日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、読売ジャイアンツ3番手・桜井俊貴の代打で途中出場した石川慎吾は、1打数1安打。一挙4点の猛攻呼び込むヒットを放ち、巨人の勝利に貢献した。
大城卓三の10号ソロホームランで1点差に迫った7回、1アウト走者なしの場面で打席に立った石川慎吾は、ヤクルトスワローズ3番手・梅野雄吾の3球目132キロのスライダーをセンターへ弾き返し、大城卓三が引き寄せた攻撃の流れを再度引火させた。
石川慎吾が作った攻撃の流れを掴んだ巨人打線は、北村拓己がデッドボールを受け、1アウト1、2塁のチャンスを作ると、吉川尚輝が2点タイムリースリーベースヒットを放ち、逆転に成功。
さらに、重信慎之助の代打で打席に立ったウォーカーがセンターへタイムリーヒットを放ち、石川慎吾のヒットから3点を追加し、一挙4点の猛攻を呼び込んだ。
石川慎吾は、6月17日の中日ドラゴンズ戦で、今シーズン1軍初出場を果たし、主に代打で12試合に出場し、打率.353と結果を残していたものの、松原聖弥の1軍昇格に伴い、13日に登録を抹消されていた。だが、2軍降格後も打撃の調子を落とすことなく、結果を残し続け、1軍再昇格のチャンスを掴んだ。
石川慎吾には代打に留まらず、スタメン出場のチャンスを掴み、2軍で見せていた勝負強いバッティングで、巨人の再浮上のキーマンとなってもらいたい。
公開日:2022.08.08