2試合連続マルチヒット記録した陽川尚将
8月11日に横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズ戦に、「6番・左翼」で先発出場した陽川尚将は、3打数2安打。2試合連続マルチヒットを記録し、存在感を放った。
2回先頭打者で打席に立った陽川尚将は、DeNAベイスターズ先発の石田健大の5球目130キロのスライダーを捉え、ショートへの内野安打を放ち、3試合連続安打を記録。
ノーアウトとのランナーとして出塁するも、梅野隆太郎がダブルプレーに倒れ、追加点を奪えず。
さらに、9回1アウト走者なしの場面で、DeNAベイスターズ3番手エスコバーの2球目154キロのツーシームをライトへ運び、2試合連続マルチヒットを記録した。
中野拓夢、大山悠輔など主力陣がコロナで離脱する中、阪神タイガースのピンチをチャンスに変える為、陽川尚将が3試合連続安打、2試合連続マルチヒットを記録し、ここ3試合で、9打数5安打1打点、打率.556と躍動している。
打撃絶好調を維持する陽川尚将には、阪神タイガースを勝利に導くチャンスの場面での豪快なビックフライを連発し、大山悠輔不在の今、レギュラーを奪い取る活躍を見せてもらいたい。
陽川尚将のプロ野球人生において、大きなターニングポイントを今、迎えているのかもしれない。
公開日:2022.08.12