3試合連続無失点の赤星優志
8月13日に東京ドームで行われた広島カープ戦に、読売ジャイアンツ2番手の高梨雄平に代わり、3番手でマウンドに上がった赤星優志は、1/3回を3球で、無安打無失点。高梨雄平が作ったピンチをわずか3球で見事火消し、4試合連続無失点を記録する好投で、巨人の勝利に大きく貢献した。
7回、読売ジャイアンツ先発の直江大輔に代わり、2番手でマウンドに上がった高梨雄平は、先頭打者の西川龍馬、坂倉将吾をわずか5球で打ち取り、2アウトとするも、小園海斗にポテンヒット、磯村嘉孝にセンターへのヒットを許し、2アウトながらピンチを作られ、コルニエルの代打で堂林翔太が登場した所でマウンドを降りた。
だが、7回2アウト1、2塁のピンチの場面で、原監督がマウンドに送り込んだ3番手・赤星優志が堂林翔太を3球目150キロのストレートセカンドライナーに打ち取り、プロ15試合目の登板で通算8度目の先発マウンドの直江大輔をプロ初勝利に導いた。
赤星優志は7月20日に新型コロナウイルス陽性判定を受けていたが、6日のイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦で実戦復帰し、最速149キロを計測するなど1回1奪三振無失点の好投で、順調に調整を重ね、9日の中日ドラゴンズ戦(バンテリンドーム)で1軍に合流していた。
そこから3試合連続無失点を記録した赤星優志は、8月防御率0.00と安定感抜群の好投を続けている。
12日の広島カープ戦でも、追い上げムードの広島カープ打線をわずか14球で三者凡退に抑えた赤星優志に対し、原監督が絶賛し、赤星優志の勝ちパターン入りも視野に入れている。
赤星優志には、安定感抜群の投球を継続し、巨人の勝ちパターン入りを果たしてもらいたい。
公開日:2022.08.14