8月打率.412と打撃絶好調のロハス・ジュニア
8月13日に京セラドーム大阪で行われた中日ドラゴンズ戦に、「3番・左翼」で先発出場したロハス・ジュニアは、4打数2安打。今シーズン4度目のマルチヒットを記録し、存在感を放った。
初回2アウト走者なしの場面で打席に立ったロハスは、中日ドラゴンズ先発の小笠原慎之介の6球目134キロのチェンジアップを捉え、ピッチャーへの内野安打で出塁。
さらに、4回ノーアウト1塁の場面で、再び小笠原慎之介の3球目132キロのチェンジアップをセンターへ弾き返し、ノーアウト2、3塁とチャンスを拡大するツーベースヒットを放ち、今シーズン4度目のマルチヒットを記録した。
しかし、後続の佐藤輝明、陽川尚将、山本泰寛が三者連続空振り三振に倒れ、得点には結びつかなかった。
新助っ人としてロドリゲスが加わったことで、目の色を変え、取り組むロハスが、8月に入り、17打数7安打3打点2HR、打率.412と、なんとしても結果を残して1軍で試合に出続けたいロハスが、必死にボールに食らいつき、打撃絶好調を維持している。
打撃好調を維持している間は、スタメンから外すことなく、起用し続け、韓国リーグMVPの肩書きにそぐわぬ実力を発揮してもらいたい。
ロドリゲス以上に今、大山悠輔の穴埋めをしているのは、確実にロハスだ。
ロハスが来シーズンも阪神タイガースでプレーできるかは、ここからどれだけ活躍できるかに掛かっている。
崖っぷちに立たされたロハスがどのような活躍を見せてくれるのか注目だ。
公開日:2022.08.14