2号3ランホームラン放った小野寺暖
8月21日にほっともっと神戸で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「5番・左翼」で先発出場した小野寺暖は、5打数2安打3打点1HR。2号3ランホームランを放ち、1軍昇格へアピールした。
4回、1アウト走者なしの場面で打席に立った小野寺暖は、中日ドラゴンズ先発の福谷浩司の3球目121キロのカーブをセンターへ運ぶヒットを放つ。
さらに、板山祐太朗、井上広大のタイムリーヒットで2点を奪った5回2アウト1、2塁のチャンスの場面で、再び福谷浩司の8球目144キロのストレートをレフトスタンドへかっ飛ばし、2号3ランホームランを放った。
小野寺暖は、コロナ陽性の近本光司に代わり、1軍に昇格するも、2打数ノーヒットと結果が残せず、2軍降格となっていた。
しかし、4月21日のDeNAベイスターズ戦で放った逆転の代打満塁ホームランと6月5日の日本ハムファイターズ戦で放った満塁での走者一掃のプロ初のタイムリースリーベースヒットでついた満塁男の異名を持つ勝負強さで、小野寺暖は2号3ランホームランを放ち、最短での1軍復帰を目指す。
1軍では2軍で共に首位打者争いをし、切磋琢磨してきた島田海吏がチャンスをものにし、スタメンを勝ち取った。
島田海吏に負けじと、小野寺暖も少ないチャンスをものにし、ブレイクを果たし、阪神タイガース最後の追い上げのキーマンとなってもらいたい。
公開日:2022.08.23