満塁で2点適時打放った香月一也
8月30日に鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグの日本ハムファイターズ戦に、「5番・三塁」で先発出場した香月一也は、4打数1安打3打点。満塁のチャンスで、2点タイムリーツーベースヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。
4回、1アウト1、3塁のチャンスの場面で打席に立った香月一也は、日本ハムファイターズ先発の杉浦稔大の3球目131キロのフォークをレフトへ弾き返し、先制の犠牲フライを放った。続く広岡大志がタイムリーツーベースヒットを放ち、香月一也の先制の犠牲フライで勢いづいた流れをものにした。
さらに、6回ノーアウト満塁のチャンスの場面では、日本ハムファイターズ2番手・福島蓮の2球目143キロのストレートをライトへ運ぶ2点タイムリーツーベースヒットを放ち、7試合連続安打を記録した。
香月一也は、2020年9月に、現在メジャーリーグで活躍する澤村拓一とのトレードで、千葉ロッテマリーンズから巨人に移籍。昨シーズンは39試合の出場で打率.203、3本塁打6打点で、オフに自由契約となり育成選手契約を結んでいた。
3月29日に支配下選手契約を締結し、今シーズン1軍初昇格を果たし、35打数7安打2打点2四球、打率.200とという結果を残している。
ようやく打撃復調の兆しを見せる岡本和真と同級生の香月一也は、1軍で躍動する岡本和真に刺激を受け、追いつけ追い越せの気持ちを全面に出し、今シーズンもプレーしている。
今シーズン終盤でもう一度1軍に昇格し、来シーズン大ブレイクを果たす予感を感じさせる活躍を見せてもらいたい。
公開日:2022.08.31