4打点の大暴れ見せた熊谷敬宥
9月6日にナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「2番・二塁」で先発出場した熊谷敬宥は、5打数3安打4打点。勝ち越しの走者一掃のタイムリースリーベースヒットを放ち、1軍再昇格へアピールした。
3回、1アウト1、3塁のチャンスの場面で打席に立った熊谷敬宥は、中日ドラゴンズ先発の笠原祥太郎のストレートをセンターへ運ぶタイムリーヒットを放ち、阪神タイガースに先制点をもたらす。
さらに、4回1アウト満塁のチャンスの場面で、再び笠原祥太郎の初球140キロのストレートを捉え、左中間を破る走者一掃のタイムリースリーベースヒットを放った。
最後は、9回先頭打者で、中日ドラゴン6番手・アルバレスの3球目142キロのストレートをセンターへ運び、今シーズン初の猛打賞を記録した。
熊谷敬宥は、発熱の症状があり、8月10日に陽性と判定され、小幡竜平と共に2軍調整となっていた。2軍での練習復帰後は、コロナ療養で心肺機能の方でちょっとまだ体力的にきついと語っていたが、しっかりと走り込み、体調を戻していた。
1軍では、木浪聖也や山本泰寛などが2塁スタメン争いを繰り広げており、熊谷敬宥も早期一軍復帰を果たしたいと、今シーズン初の猛打賞に、4打点の大暴れを見せた。
今シーズンも残りわずかとなり、クライマックスシリーズ進出へ負けられない阪神タイガースにとって、熊谷敬宥は必要不可欠なピースだ。
熊谷敬宥には、早期一軍復帰を果たし、木浪聖也や山本泰寛を凌ぐ活躍を披露してもらいたい。
公開日:2022.09.07