起死回生の同点2号3ランホームラン放った北條史也
9月22日に鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、「3番・三塁」で先発出場した北條史也は、4打数1安打3打点1HR1四球。2アウトから起死回生の同点2号3ランホームランを放ち、1軍昇格へアピールした。
7回、2アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った北條史也は、オリックス・バファローズ5番手、漆原大晟の4球目137キロのフォークを捉え、レフトへ起死回生の同点2号3ランホームランを放った。
北條史也の起死回生の同点2号3ランホームランが飛び出し、引分けに持ち込んだ阪神タイガース2軍は、マジック再点灯とはならなかったが、2位ソフトバンクとのゲーム差「3」を保った。
2アウトから起死回生の同点2号3ランホームランを放った北條史也に対し、平田監督は勝負強さを絶賛した。
北條史也は、8月5日に受検した新型コロナウイルスに関するPCR検査で陽性判定を受け、「特例2022」で1軍登録を抹消されていた。
療養を経て、8月23日のオリックス・バファローズ戦から実戦復帰し、順調に調整を重ねてきた。
残りわずかとなった今シーズンだが、クライマックスシリーズ進出へここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられる北條史也の存在は必要不可欠だ。
まさかの連敗でクライマックスシリーズ進出が黄色信号となってしまっている阪神タイガースを救う救世主として、北條史也には1軍再昇格を果たしてもらいたい。
公開日:2022.09.23