プロ野球選手は成功体験の塊だから、失敗してからでないと改善を受け入れられない!
現役引退後は2019年から昨年まで楽天のコーチを務めた鉄平さん。
コーチをやっていくうえでの難しさを話してくれた。
極論を言うと、コーチは何も言わなくてもいいのではないかと思った時さえあったという。
というのも、プロ野球選手はいままでアマチュア時代に好成績を収めてきた人たちばかり。
そういった人たちに技術的なことを言ってもピンとこないことが多かったと実体験を語る。
なぜなら、選手たちは自分が成功してきた自分が最もいいと思うプレーをやっているからだ。
勝手にコーチが失敗することを前もって予測して指導をしても聞く耳を持つ選手は少ない。
だから、あえて失敗するまで何も言わないように我慢して待つことがコーチには大切だったという鉄平さんだ。
特にこの傾向は1軍のほうが強い。
ファームの選手まだこれから未熟な選手が多いので指導の割合は高かったとのことだ。った。
公開日:2022.09.23