FA補強で坂本勇人のコンバート実現なるか!?
ショートの坂本勇人は今シーズン、故障が重なり、常時出場できておらず、年齢的なこともあり負担の少ないポジションへのコンバートが数年前から検討されてきたが、チームの守備力低下が懸念され実行できなかった。
今シーズン、「育成と発掘」を掲げて臨んだものの、主力が高齢化して過渡期を迎えたチームの世代交代が思うように進まなかった巨人が、覇権奪回が至上命題となる来シーズンへ向け、2年ぶりにFA補強を解禁するのであれば、二遊間ができる選手を獲得すべきではないか。
二遊間ができる選手を獲得すれば、坂本勇人を他のポジションに動かすことができ、ここ数年二塁手として結果を残している吉川尚輝を軸とした強固なセンターラインを作ることができる。
そんな巨人にうってつけな選手と言えば、4月18日に国内FA権を取得した千葉ロッテマリーンズの中村奨吾だ。
昨シーズンから千葉ロッテマリーンズの主将を務める中村奨吾は、2015年に早稲田大学からドラフト1位で入団すると、即戦力の期待に応えるように、1年目から111試合に出場。二、三塁に遊撃、さらには外野を守るなど複数ポジションをこなし、2018年には二塁に完全コンバートすると、同年と昨季に二塁手のゴールデン・グラブ賞を受賞。
2018年から今年4月に新型コロナでの離脱するまで全試合出場を続け、右方向に運ぶ巧打とスタンドインできるパワーを併せ持った中距離ヒッターとして、存在感を示してきた。
今シーズン、「育成と発掘」を掲げて臨んだものの、主力が高齢化して過渡期を迎えたチームの世代交代が思うように進まなかった。
覇権奪回が至上命題となる来シーズンへ向け、坂本勇人をコンバートし、新たな吉川尚輝を軸とした強固なセンターラインの形成は巨人にとって、必要不可欠だ。
FA権の行使については、中村奨吾はまだ考えていないとしているが、FA権行使の意思を固めるならば、巨人は獲得へ動くべきだろう。
来シーズン、覇権奪回が至上命題の巨人がどのような補強を進めるのか注目だ。
公開日:2022.10.01