巨人が松田宣浩を本格調査へ
巨人が今シーズン限りでソフトバンクホークスを退団する松田宣浩の獲得調査に乗り出すとみられている。
今シーズン、「育成と発掘」を掲げて臨んだものの、主力が高齢化して過渡期を迎えたチームの世代交代が思うように進まなかった巨人が、覇権奪回が至上命題となる来シーズンへ向け、2年ぶりにFA補強を解禁する。
松田宣浩は17年目の今シーズンは出場機会が減少し、43試合で打率.204、0本塁打と結果を残せず、ソフトバンクから来シーズンの構想外を伝えられた。
しかし、松田宣浩は現役続行を希望し、球団の理解を得て異例の早期退団発表を行い、他球団への移籍を目指している。
巨人はチームにはいないムードメーカー役としてはもちろん、一、三塁の守備力や通算打率.265、301本塁打、991打点、2000安打まで残り169本の勝負強い打力も評価しているようだ。
坂本勇人では見せることができていない、フォア・ザ・チームに徹する姿を見せる若手の模範選手として、松田宣浩がその背中を若手の有望株に見せることを期待している。
巨人にとって、松田宣浩の加入による相乗効果は計り知れない。
交渉解禁となるトライアウト終了時に巨人が、速やかにアタックするのか注目だ。
公開日:2022.10.03