過去10年のデータから紐解け! 菊花賞を制覇する馬とは!?
今週は、いよいよクラシック最後のレース「菊花賞GⅠ」が阪神競馬場で開催される。
今年は65年ぶりに「春の2冠連対馬」が不在となったが、それでも出走馬の顔ぶれを見ると骨太の馬達が集まった。
そんな骨太の馬達のなかから勝ち馬を探すのは至難の業。そこで過去10年のデータから勝ち馬を炙り出していく!!
1,前走クラス別
前走GⅡクラスを走って来た馬が圧巻の9勝を挙げている。
残り1勝はGⅢクラスが勝っており、OP以下や条件戦を走って来た馬が勝っていないことが分かる。
また前走GⅠクラスを走った馬も勝っていない。
2,前走着順
前走を勝った馬が5勝と5割を超えている。残りは2着と3着がそれぞれ2勝を挙げ、4着以下からは1勝しか挙げられていない。
そのため、前走で複勝圏内を外している馬を頭で買うのは勇気が必要になる。
3,前走距離別
前走2400mが6勝、2200m組が3勝とこの二つの距離で9勝を挙げている。
残り一つは1800mと、やはり前走2000m以上を走っていないと勝ちに繋がらないことが分かる。
4,キャリア
キャリア6戦を走った馬が4勝。7戦が3勝。3戦、5戦、8戦がそれぞれ1勝を挙げている。
以上から9戦以上を走っている馬は消し、4戦以下の馬は薄めでいいことが分かる。
5,枠番・馬番
菊花賞と言えば「内枠」のイメージ通り。1枠が2勝、2枠が5勝、3枠が1勝と、内枠3枠内で8勝を挙げている。
残りは6枠と7枠がそれぞれ1勝を挙げ、勝っていない枠は4枠、5枠、8枠となっている。
これを細かく馬番で見てみると、3着内に1回もない「死の馬番」が浮かび上がってきた。
その馬番とは⑥と⑧。今年は⑥ビーアストニッシドと⑧マイネルトルファンの2頭が該当してしまった!!
ちなみに①から⑤までの内枠勢で8勝を挙げており、有力馬が⑤までに入ったら無条件で狙ってみたい。
以上から、前走GⅡ、GⅢの距離2200m~2400mを走ってその着順が3着内、キャリアは8戦以内で3枠内に入った馬、①ガイアフォース、④ボルドグフーシュ、⑤ヤマニンゼストの3頭が勝ち馬候補として浮かび上がってきた!!
この3頭の中でも、④ボルドグフーシュを推したい!! なぜなら2枠は5勝を挙げている枠でもあり、データでは頭一つ抜けている存在である!!
果たして、最後のクラシックを制覇するのはどの馬か!?
発走は10月23日の阪神競馬場11レース、15時40分予定。
公開日:2022.10.22