12球団完全データファイル2022
オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!
【新戦力査定/評価:C】ドラ1・小園は一軍登板なし!目立った新戦力は見当たらず
ある程度、戦力が固まっているため、補強は控えめ。しかし、それにしても新味に欠ける乏しいシーズンだった。新助っ人ではクリスキーが18登板で防御率2・57とまずまずの成績を残していたが、7月上旬に右肘を痛めてフェードアウト。一気にリリーフ陣の枚数が苦しくなった。
8月に来日したガゼルマンは4登板3先発で1勝1敗、防御率2・66。先発では2度、7回無失点の好投を見せた。終盤戦だけの稼働だったが、もし来季もいるなら心強い。
期待のドラ1・小園健太は即戦力との呼び声も高かったが、1年目は体作りに終始。二軍でも3登板でシーズンを終えている。ドラ2・徳山壮磨は二軍で17登板、防御率3・49と力投を見せたが、一軍での登板機会はなかった。
ドラ4・三浦銀二はルーキーながら開幕一軍を果たすも、開幕戦で2回3失点とプロの洗礼を受けて二軍落ち。二軍では28試合で防御率3・47と奮闘したが、一軍では再び打ち込まれた。
野手ではドラ6・梶原昂希がデビュー戦で4安打1本塁打の活躍を見せたが、その後は三振を連発し、あまり出番を与えられず。日本ハムから移籍の大田泰示は打率・278、5本塁打とまずまずの成績。
DeNAベイスターズ2022新戦力選手成績
【投手】
三浦銀二 6試合 0勝 0敗 0H 0S 防御率10.80
ガゼルマン 4試合 1勝 1敗 0H 0S 防御率2.66
クリスキー 18試合 1勝 1敗 4H 1S 防御率2.57
【野手】
藤田一也 33試合 9安打 0HR 5打点 0盗塁 打率.250
梶原昂希 6試合 4安打 1HR 2打点 0盗塁 打率.267
大田泰示 62試合 40安打 5HR 18打点 0盗塁 打率.278
出典:『がっつり! プロ野球(33)』
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公開日:2023.01.02