兵庫ゴールドトロフィーで「死の馬番」に入ってしまった馬とは!?
12月21日は21世紀に入ってから始まった暮れの短距離ダート決戦「兵庫ゴールドトロフィーJpnⅢ」が開催される。
JRA4頭、地方8頭の計12頭での出走が予定されるなか、ここではどの馬が勝つかを過去10年のデータから炙り出していく!!
1,前走クラス別
前走GⅢクラスを走った馬が6勝、GⅠクラスを走った馬が3勝、JRAのOPクラスが1勝となっている。
データから前走で地方馬限定重賞を走った馬が勝った事がないばかりか、レース創設以降で地方馬が勝利したことがないレースでもある。
そのためデータ的には地方所属馬を頭にする事は控えたいところだが、今年は交流重賞2勝も挙げている⑧イグナイターが出走を予定している。
初の地方馬勝利の可能性も大いにあるかもしれない。
2,前走着順
前走を勝ちここも勝った馬は1頭しかいない。
その逆で前走が掲示板外だった馬が5勝とトップの成績を残している。
続いて前走2着馬が2勝、あとは4着馬、5着馬が1勝を挙げている。
以上から掲示板外に負けた馬を本線にしたいところ。
3,馬齢別
3歳馬から7歳馬まで幅広い世代で勝ち馬が出ている。
そのなかで最多は5歳馬と6歳馬の3勝。続いて7歳馬の2勝となっている。
若い3歳馬と4歳馬はともに1勝しか挙げられていないため、5歳以上の百戦錬磨の馬達が幸運を運んでくれそうである。
4,枠番・馬番
枠での最多勝利は3、5,8枠が3勝をそれぞれ挙げトップ。
残りは6枠の1勝となっている。
つまり残りの1、2、4,7枠が0勝と特に内枠で結果が出ていない。
またこれを詳細な馬番で見てみると、ここでも現れた3着内に一度も入った事のない「死の馬番」として2番が浮かび上がって来た!!
今年も地方転戦が多い笠松所属のタフネス姉さん②ナラが入ってしまった。
またその逆で最多勝は3番が3勝を挙げ幸運の馬番となっており、その馬番に入ったのはJRA所属の③オーロラテソーロとなっている。
以上から、前走でGⅢ以上のクラスを走るも、6着以下と前走掲示板を外し、5歳以上7歳以下の馬で、0勝枠に入らなかった馬が勝ち馬候補としたいが、全部の条件を備えた馬は存在しなかった。
もっとも条件に近かったのは③オーロラテソーロで、前走3着と掲示板外ではなかった事を除けば、もっとも条件に一致した馬ある。
果たして地元期待⑧イグナイターを抑えてJRA所属③オーロラテソーロが勝つのか!?
発走は12月21日の園田競馬場11レース、16:00発走予定。
公開日:2022.12.21